自律神経を鍛えるよりも体のバランスを整えよう
自律神経の乱れについてはいろいろなところで取り上げられているものですが、そういった情報を見聞きして「自律神経を鍛えなければ!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
ただ、自律神経の乱れを遠ざけたいのであれば、自律神経を鍛えるよりも体のバランスを整えたほうがいいかもしれません。
自律神経は鍛えてどうこうなるものではない
自律神経への考え方というのはいろいろあるのですが、基本的に自律神経は鍛えてどうこうなるものではありません。
筋肉であれば鍛えることによって発達していきますが、自律神経というのは神経ですのでそもそも鍛えようがないのです。
それに自律神経を鍛えるというと、「自律神経が弱いから自律神経の乱れが起こってしまう」といった思考に陥ってしまいます。
実際に自律神経が弱いから自律神経の乱れが起こるというわけではありませんし、自律神経に弱いも強いもないのです。
自律神経が強いか弱いかという話ではなく、そのバランスが乱れてしまうからこそ、心や体に問題が起こってくるのです。
つまり、自律神経に関しては鍛えるといった見方ではなく、整えるという見方をしていくべきなのです。
自律神経を整えるために体のバランスを整える
自律神経に関しては鍛えるのではなく、整えるという見方が大切だという話をしました。
では、自律神経を整えるためには何をどうすればいいのでしょうか。
答えはとてもシンプルで、体のバランスを整えることです。
例えば、姿勢です。
自律神経の乱れによる症状を訴える方の多くは、姿勢が悪い傾向にあります。
姿勢が悪いと、思っている以上にいろいろなところに影響が出てきます。
体の巡りやバランスも悪くなりますし、余計なところにお肉がつくようにもなります。
どことなく考え方もネガティブになってしまうものです。
そこから自律神経の乱れがさらに起こり症状が悪化する…
といった悪循環にハマってしまう方も少なくありません。
姿勢を含めて、体のバランスを整えることによってその悪循環を断つことができるのです。
「自律神経の乱れを改善するためにあれこれ試したけど全然ダメだった!」
という方は、体のバランスを整えるというアプローチをしてみてはいかがでしょうか。
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