サーフィン中の打撲!スポーツ外傷の応急処置RICE
台風5号と梅雨前線が通過しましたね☔
大阪から2時間ほどの和歌山・磯ノ浦にも大きな波が届いていたそうです✨
昨日は、そんなサーファーさんがケガでお越しになりました。
近くの人の板が飛んできて、サーフボードの先が右の二の腕に刺さったそうです😖
幸い、ウェットスーツの上からだったそうで、切れたりはしていないとのこと。
海を上がってからしっかりと冷やしていると連絡を受けまして、固定もするようにと、月曜に可能であればお越しいただくようお話をしました。
この方は、以前サーフィンでの膝痛(変形膝関節症)改善でお越しになり、その後も定期的に全身のメンテナンスで通って来られております🌟
スポーツ外傷やこのような強い打撲・捻挫・肉離れなどの緊急処置は、RICE処置を行います。
患部の出血・腫れ・痛みを防ぐことを目的に、患部を安静・冷却・圧迫し、患肢を挙上します。
RICEはこれらの英単語の頭文字をとったものです。
1.Rest(安静)
損傷部位の腫れや血管・神経の損傷を防ぐことが目的です。
運動を中止して患部の安静をはかって下さい。
テーピングなどにて損傷部位を固定します。
2.Ice(冷却)
組織壊死と腫れを抑えることが目的です。
ビニール袋やアイスバッグに氷を入れたり、保冷剤などで患部を冷却します。
15~20分冷やし、患部の感覚が無くなったらはずし、また痛みが出てきたら冷やします。
これを72時間程度繰り返します。
※低温やけどには十分注意しましょう
3.Compression(圧迫)
患部の内出血や腫れを防ぐことが目的です。
テーピングや弾性包帯で軽く圧迫気味に固定します。
※強く巻きすぎないように注意しましょう
4.Elevation(挙上)
腫脹を防ぐことと腫脹の軽減を図ることが目的です。
損傷部位を心臓より高く挙げるようにします。
※意識消失・ショック・頭や首や背中などのの外傷・大量出血・脱臼・骨折などの重症なときは、すぐに救急車やお医者様を呼び、むやみに動かさないようにしましょう
翌日、起きてから赤く腫れているとのことで、昨日お越しになった際に傷の状態を確認すると……
少し腫れと内出血が出ていました。
この状態で放置すると、中で出血した血液が固まり、組織の回復の邪魔をしてしまいます。
鍼を打つ事により、血流を良くし、患部で血液が固まるのを防ぎ、早期回復を目指します。
寺澤では更に傷んでしまった筋肉や組織の回復を促進するために、鍼に電気を流したり、周囲の組織にマッサージをしたり、超音波施術を施します。
超音波は多少は痛みが起こることもあります。
※激痛の場合は使用を中止します
そして、患部を圧迫・固定するためにテーピングとバンテージを巻きます。
腕を伸縮しすぎると負担が掛かるため、テーピングで動きを制限します。
バンテージを巻いて圧迫し、腫れを抑制します。
スポーツにかかわらず、転倒・肉離れ・打撲時には寺澤貴晴までご相談下さい。
特に大会を控えている、日常生活や仕事に支障が出るなど、早く回復したい方は、早期の適切な処置が大切です❗
リハビリやストレッチ、トレーニングにも対応いたします❗
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今週は時間帯によりまだ空きがございます。
寺澤の鍼灸整体を受けてみたい❗
という方はお電話またはメールフォームまたはLINEでお気軽にご相談くださいませ😊
※効果には個人差がございます。