新年早々どっと疲れる理由。「1月うつ」と冬の内臓・栄養不足の関係
大阪・住之江「寺澤鍼灸整骨院」院長・寺澤貴晴です😊
お正月が終わった途端、急に体が重くなる。
気持ちも沈みがちで、やる気が出ない。
「年末年始、そんなに無理したつもりはないのに」
「休んだはずなのに、むしろ疲れている」
この感覚、実はとても自然です。
1月の不調は、気合いやメンタルの弱さではなく、「体と脳の構造的な疲れ」で起こっているんです。

1月うつは「心の問題」ではない
一般的に「1月うつ」と言われる状態は、
❄ だるい
❄ 朝がつらい
❄ 何もしていないのに疲れる
❄ 気分が沈む
といった、はっきりしない不調が特徴です。
重要なのは、これが「気分の問題」ではなく、回復システムがうまく働いていない状態だということ。
ここからは、なぜ1月にそれが起こりやすいのかを、あらゆる視点で見ていきます。

禅の視点:1月は「切り替え疲れ」が起きる時期
禅では、人の疲れを「やりすぎ」よりも「切り替えの失敗」として捉えます。
年末年始は、
❄ 年末までの緊張
❄ 年始の切り替え
❄ 仕事・家庭・役割の再起動
が一気に押し寄せる時期。
外から見ると「何もしていない期間」でも、内側では「思考の再編成」が起きています。
禅の考え方では、「心がまだ緊張したまま」の状態で、体は止まっていても、神経は休めていないのです。
ずっと頭が動き続けていると、
❄ 呼吸が浅くなる
❄ 胃腸が動かなくなる
❄ 眠りが浅くなる
という連鎖が起きます。
これは、気分の問題ではなく「神経の状態」の問題です。

東洋医学の視点:冬は「腎」と「脾」が消耗する
東洋医学では、冬は「腎」を養う季節。
腎は、
🌿 生命力
🌿 回復力
🌿 メンタルの安定
🌿 ホルモン・自律神経
を支える「土台」です。
ところが年末年始は、
❄ 夜更かし
❄ 冷え
❄ 食事の偏り
❄ 生活リズムの乱れ
が重なり、腎が一気に消耗します。
さらに、正月明けに多いのが「脾(胃腸)の弱り」。
胃腸が弱ると、
❄ エネルギーが作れない
❄ 気が上がらない
❄ 体が重く感じる
という状態になります。
つまり1月は、腎(回復力)が落ち、脾(エネルギー生産)が追いつかないという「燃料切れ+充電不足」のダブルパンチが起きやすい時期。

栄養学の視点:1月は「隠れ栄養不足」になりやすい
ここがとても重要です。
年末年始の食事は、「食べすぎ」よりも「中身の偏り」が問題になります。
★1月に不足しやすい栄養
たんぱく質
→ 神経伝達物質・筋肉・回復力の材料
鉄・亜鉛
→ 気力・集中力・免疫・ホルモンに関与
ビタミンB群
→ 疲労回復・自律神経・代謝に必須
マグネシウム
→ 神経の興奮を鎮め、眠りを助ける
甘いものや炭水化物中心になると、血糖値は一時的に上がりますが、回復に必要な栄養は入っていない。
その結果、
❄ 頭はぼんやり
❄ 体は重い
❄ 気分が沈む
という状態になります。

今日からできる「1月うつ」対策(実践編)
1. 朝いちばんに「温かいタンパク質」
🍴 卵
🍴 味噌汁+豆腐
🍴 鶏肉・魚
冷たいスムージーより、温かくて噛めるものが◎。
2. 夕方以降は「足す」より「鎮める」
カフェインは15時まで
甘いものは「食後に少量」
夜はマグネシウムを含む食材(海藻・ナッツ)
3. 禅的習慣:1日3分、何もしない
スマホを置いて、呼吸だけ感じる。
「整えよう」としなくていい。
止まること自体が回復です。

鍼灸が向いている理由
1月の不調は、
🌿 頑張る
🌿 動かす
🌿 気合を入れる
では改善しにくい。
鍼灸は、
🌿 神経の過緊張を下げ
🌿 内臓の働きを戻し
🌿 回復スイッチを入れる
ためのケア。
特に1月は、「整えてから動く」が正解です。

最後に
新年早々どっと疲れるのは、あなたが弱いからではありません。
❄ 切り替えが多すぎた
❄ 燃料が足りていない
❄ 回復する時間がなかった
それだけです。
1月は、無理に立て直す月ではなく、「立ち直れるカラダをつくる月」。
整えれば、ちゃんと動ける。
それは、多くのカラダが証明しています。

当院では……
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などが可能です。
ひとりで悩まず、お気軽にご相談くださいね。